広島の建築家 岩本秀三建築設計事務所のブログ

花芸安達流 生け花

私の友人で広島県呉市安浦町安登にある淨念寺住職安達高潤さんのお嬢さん安達育さんは11歳になった頃,華道家で初代安達瞳子さんの養女になって次期主宰として花芸・安達流の修行に励まれていました.東京に養女にという話を伺い寂しくなりますねと話をしたのを思い出します.昨年,住職から数年前に二代目安達瞳子として安達流を継がれたと聞きました.詳しくは安達流HPをご参照頂ければと思います.

私は中学二年のとき生け花に興味を持ち,学校の華道部での活動ではなく個人的に教えて欲しいと華道部で指導をされていた先生に思い切ってお願いした.すると先生は男子生徒が興味を持ってくれることは本当に嬉しい限り,実費(花代)だけで良いですよと快諾して下さり,それから私はたまにサボりながら約一年間指導して戴いた.短い間だったが華道の楽しさやその入口辺りを教わった.この経験は,その後の自身の美意識や空間認識に大きな影響をあたえた思う.

現在,建築やデザインを勉強している学生達も大いに興味をもって貰いたいと願うと共に創造する楽しさを再認識してほしいと思っている.
花芸安達流WebPage

2010年1月12日

謹賀新年

新年おめでとう御座います.

今年2月,当事務所は開設30周年を迎えることとなりました.このことは、現在まで様々な形で応援して下さいました建築主の皆様をはじめとする関係者の皆様のおかげと心から感謝申し上げます.この節目の年を機に今一度思いを新に設計活動に励んで参りますので、今後ともご支援・ご協力宜しくお願いします.

2010年1月4日

一級建築士試験合格

先日報告した一級建築士試験に無事合格しました.
公表された採点結果は,ランクⅠ(合格):41.2% ランクⅡ:25.8% ランクⅢ:23.0% ランクⅣ:10.0% となっていました.
製図試験後の講評通り,図面完成率が高いため昨年度に比べて,失格扱いのランクⅣ22.7%から10.0%に減少.
あと一歩で合格のランクⅡが11.5%から25.8%へ増加し,学科同様減点の少ない確実な図面が求められていました.
これで今後の建築士試験の傾向が明らかになったように思います.
合格することでホッと一安心すると同時に,資格は資格と意識して,もっと自分自身の能力を高めていきます.
参考HP http://www.jaeic.or.jp/1k-data.htm (D.H)

2009年12月17日

物事の輪郭

少し前までは絵本を持って来て読んでくれとせがんでいた1歳になる子供が,最近は好きなDVDやテレビリモコンを持って来たり,DVDをプレイヤーに入れてみたりするようになりました.彼の中で無意識にテレビ・DVDプレーヤー・DVD・リモコンという関係性が整理できて,たのしい現象という輪郭がぼんやりと見えているんだなと思いました.
先日,学生が卒業設計の相談に事務所に来ました.彼らのプレゼンを聞いていると,物事の関係性をきちんと整理していないため,提案の輪郭があやふやになり,落とし所が定まらずとりあえずカタチを作ってしまったとういう感じでした.その為,着想から提案内容へのアプローチが少し直接的なものになっている様でした.
これらのことを通して,物事の輪郭というのはひとつひとつの関係性をきちんと理解し,整理していくことで生まれてくるもので,そういった事を意識的に行うことが大切なんだと思いました. (D.H)

2009年11月11日

ものさし

相次ぐ低価格ジーンズの流行により,ジーンズを専門とする企業の売上が激減し,事業縮小が避けられない状況になっている企業もあるそうです.低価格ジーンズ販売各社はコスト削減のため中国等にて製造しているため,国内の関連会社はまったく恩恵を受けていないようです.価格破壊は企業努力とも言えますが,大多数の人が一時的かもしれない企業戦略に流されて,質の高さや哲学を持った企業が消えていき,高い技術が無くなっていくことはまずいのではないかと思います.
先日,読んでいた本の中に次のような文章がありました.”金の延べ棒1kgはお金に換えると大金になりますが,漬け物石としては只の1kgにしかなりません” このことはいろいろな物事にも共通していますが,物事の価値は価値観の違いでガラリと変化してしまいます.これらのことを踏まえ,目先の情報や雰囲気に流されずに状況判断できる自分なりの”ものさし”をきちんと持つことが大切なんだと改めて思いました. (D.H)

2009年10月24日

一級建築士試験

先日,一級建築士試験の2次試験(設計製図)が終了しました.
今年度は昨年11月に施行された改正建築士法により,新しい試験制度で行われました.
1次試験(学科),2次試験を通して感じたことは,構造計算偽装事件以降続いていた難問化によりふるいに掛けるのではなく,建築士として備えておくべき知識を幅広く確実に身に付けているかということが求められているということでした.1次試験の合格基準ラインは正解率78%と,従来の68%程度より大幅に高くなっていました. また,2次試験も受験者の図面完成率が高く,いかに減点の少ない確実な図面を描けるかということが勝負の分かれ道となっているようでした.ここ3年間の傾向を振り返ると,試験制度として正常化したと思うと同時に,また違った厳しさが待ち受けているように思いました. (D.H)

2009年10月14日

Edinburgh College of Art (eca) 交換留学制度

近畿大学工学部では英国のEdinburgh College of Art の建築学科と独自の交換留学制度を制定し,相互に大学院生を交換留学生として受け入れています.また短期留学として年に一度エジンバラから15名程度の学生が来ています.
今年は16名の学生がやってき来ました.近大の3年生を16班に分けそれぞれに一人ずつECAの学生が加わり3日間のコラボレーションで共通課題に取り組みました.例年はエジンバラからは大学院生M1が来ていましたが,今回は学部の2年生が来ました.私は3日目の講評会に参加しそれぞれの班の取り組みをみせて貰いました.最後に最優秀などの順位決定にも参加して各作品について意見交換しました.
何れにしても,建築学科の学生達は,言語は違えどコミュニケーションツールを色々と持っているので大きな混乱もなく例年この課題に取り組み成課としての図面と模型を協働で作成し発表している姿を観ると本当に愉しい時間を過ごすことが出来ます.毎春には近大から小川さんが20人近くの学生を引率してUKに出向きエジンバラの学生達とコラボレーションを通して親交を深めています.
R0011548

R0011584

R0011503
藤本・岩本・齊藤・歴史意匠の加藤耕一・西尾・ECAから引率のダグラス・担当教授の小川晋一・オブザーバー参加の呉工業高等専門学校の間瀬実郎先生・土井・・・・・(名字のみは非常勤講師)

2009年10月14日

ブログ更新

岩本秀三建築設計事務所のブログは不定期更新です.今後,スタッフも日常の気付きをブログに書き込むこととしました.

2009年10月9日

後期授業開始

後期の授業が始まりました.私は前期を近畿大学工学部と広島工業大学環境デザイン学科,後期を広島国際大学工学部建築学科・住環境デザイン学科それぞれに非常勤講師として他の教員と共に学生指導を担当しています.最近は,大学の設計演習後期授業が選択必修や選択科目になっている場合が多々あります.本来大学に於ける設計教育は大学建築学科や同様のデザイン教育をする科目では根幹となる科目だと思います.その科目が選択科目となることに近年における大学と学生との関係性の変化を感じています.

私が学生時代は一コマ100分授業で,設計演習は全て必修科目でした.もしも落としでもしたらその時点で留年決定でした.無条件に留年決定となる科目は,設計演習と構造力学の2科目でした.構造力学の期末試験の時など手が震える思いで受けた記憶があります.卒業年の4年生は,全員が前期に卒業論文・後期は卒業設計と2課題が卒業条件として課せられていました.この事は大学教育を考える時,いまでも大変有用で重要なことと思います.授業内容が学生にとって楽になるほどその質は確実に下がっていると感じます.そろそろ危機感を持って卒業生の質を問う時期だと思います.ちなみに私の学生時代就職活動は4年生の9月ころが解禁でしたので確実に授業時間は確保され開講が保証されていました.当然のことながら大学で学ぶ内容に関する密度は大きな差異を感じています.

大学を問わず学生の質が落ちたと近年様々な場面で話題になりますが,前述の事柄が卒業生の学力の質に於いて大きな要因となっていることは確かなことと思います.W大学はそう言う意味では真にその質を問う授業体系となっている様に思います.全国の大学はいまや本腰を入れて大学教育の本質と使命を問う時期に来ています.危機感とはそう言うことに留意したうえで言えることでは無いでしょうか.

2009年10月7日

NY 1991

WTCからのNYの街並み方面の写真もう一枚UPしておきます.左端にツインタワーの西棟を入れて撮影しています.ニューヨーク

2009年9月28日
 

〒737-0051
広島県呉市中央5-12-28-502 I・FLAT→[Access]
TEL 0823-25-6633
FAX 0823-24-7779
URL http://www.iwa-architect.jp/
E-mail