広島の建築家 岩本秀三建築設計事務所のブログ

一級建築士試験

先日,一級建築士試験の2次試験(設計製図)が終了しました.
今年度は昨年11月に施行された改正建築士法により,新しい試験制度で行われました.
1次試験(学科),2次試験を通して感じたことは,構造計算偽装事件以降続いていた難問化によりふるいに掛けるのではなく,建築士として備えておくべき知識を幅広く確実に身に付けているかということが求められているということでした.1次試験の合格基準ラインは正解率78%と,従来の68%程度より大幅に高くなっていました. また,2次試験も受験者の図面完成率が高く,いかに減点の少ない確実な図面を描けるかということが勝負の分かれ道となっているようでした.ここ3年間の傾向を振り返ると,試験制度として正常化したと思うと同時に,また違った厳しさが待ち受けているように思いました. (D.H)

2009年10月14日

Edinburgh College of Art (eca) 交換留学制度

近畿大学工学部では英国のEdinburgh College of Art の建築学科と独自の交換留学制度を制定し,相互に大学院生を交換留学生として受け入れています.また短期留学として年に一度エジンバラから15名程度の学生が来ています.
今年は16名の学生がやってき来ました.近大の3年生を16班に分けそれぞれに一人ずつECAの学生が加わり3日間のコラボレーションで共通課題に取り組みました.例年はエジンバラからは大学院生M1が来ていましたが,今回は学部の2年生が来ました.私は3日目の講評会に参加しそれぞれの班の取り組みをみせて貰いました.最後に最優秀などの順位決定にも参加して各作品について意見交換しました.
何れにしても,建築学科の学生達は,言語は違えどコミュニケーションツールを色々と持っているので大きな混乱もなく例年この課題に取り組み成課としての図面と模型を協働で作成し発表している姿を観ると本当に愉しい時間を過ごすことが出来ます.毎春には近大から小川さんが20人近くの学生を引率してUKに出向きエジンバラの学生達とコラボレーションを通して親交を深めています.
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藤本・岩本・齊藤・歴史意匠の加藤耕一・西尾・ECAから引率のダグラス・担当教授の小川晋一・オブザーバー参加の呉工業高等専門学校の間瀬実郎先生・土井・・・・・(名字のみは非常勤講師)

2009年10月14日

ブログ更新

岩本秀三建築設計事務所のブログは不定期更新です.今後,スタッフも日常の気付きをブログに書き込むこととしました.

2009年10月9日

後期授業開始

後期の授業が始まりました.私は前期を近畿大学工学部と広島工業大学環境デザイン学科,後期を広島国際大学工学部建築学科・住環境デザイン学科それぞれに非常勤講師として他の教員と共に学生指導を担当しています.最近は,大学の設計演習後期授業が選択必修や選択科目になっている場合が多々あります.本来大学に於ける設計教育は大学建築学科や同様のデザイン教育をする科目では根幹となる科目だと思います.その科目が選択科目となることに近年における大学と学生との関係性の変化を感じています.

私が学生時代は一コマ100分授業で,設計演習は全て必修科目でした.もしも落としでもしたらその時点で留年決定でした.無条件に留年決定となる科目は,設計演習と構造力学の2科目でした.構造力学の期末試験の時など手が震える思いで受けた記憶があります.卒業年の4年生は,全員が前期に卒業論文・後期は卒業設計と2課題が卒業条件として課せられていました.この事は大学教育を考える時,いまでも大変有用で重要なことと思います.授業内容が学生にとって楽になるほどその質は確実に下がっていると感じます.そろそろ危機感を持って卒業生の質を問う時期だと思います.ちなみに私の学生時代就職活動は4年生の9月ころが解禁でしたので確実に授業時間は確保され開講が保証されていました.当然のことながら大学で学ぶ内容に関する密度は大きな差異を感じています.

大学を問わず学生の質が落ちたと近年様々な場面で話題になりますが,前述の事柄が卒業生の学力の質に於いて大きな要因となっていることは確かなことと思います.W大学はそう言う意味では真にその質を問う授業体系となっている様に思います.全国の大学はいまや本腰を入れて大学教育の本質と使命を問う時期に来ています.危機感とはそう言うことに留意したうえで言えることでは無いでしょうか.

2009年10月7日

NY 1991

WTCからのNYの街並み方面の写真もう一枚UPしておきます.左端にツインタワーの西棟を入れて撮影しています.ニューヨーク

2009年9月28日

ブログはじめました.

岩本秀三建築設計事務所のブログを始めました.
1981年に事務所開設以来今年で29年目となります.
業務内容についてよく尋ねられるのが,住宅やマンションのリフォーム設計はされますか?とか店舗設計は実績があるのですかと言った質問です.
基本的に,新築工事の設計監理業務が多いのですが,ビルクリニックや料理店など飲食店をはじめ,住宅・工場等のリフォームも様々に手がけてきました.WebPageのワークスにある作品はここ20年近くの代表作に絞り込んで掲載しています.
ニューヨーク左の写真は1991年12月にNYに行った時WTCから撮ったものです.この時はまさか10年後にあの様な事件に巻き込まれるとは当然のことながら想像もつきませんでした.TOPからの眺めに感動したのが昨日の事のように思い出されます.

2009年9月26日
 

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